Nの自由気ままなブログ

キャッシュレス決済、スマートフォンやその周辺機器、アニメやその関連について話していこうかと思います。

キャッシュレスは2枚のカードから

最近何かと話題のキャッシュレス決済。使いこなせれば便利でお得なものですが、難易度が高いように感じている人が多いようで…

わからなくは無いですね。現金と違って、どれだけお金が減っているか目に見えませんから

とは言っても、使わないのは勿体無いと私は思います。

なので、今回は何から使い始めるべきか、2枚のカードを紹介していきます。

交通系ICカード

まずは1枚目。これは使っている人は多いでしょう。SuicaPASMOなどのことです。電車やバスなどの交通費の支払いや、コンビニやスーパーなどでも支払いに使えるので、利用する場面は多いでしょう。

また、PiTaPa以外の交通系ICカードプリペイドカードに分類され、チャージした分までの金額でしか、支払いが出来ないので、現金に近い感覚で利用できます

バス特

首都圏に住んでいない方はすっ飛ばして、次の項目を読んでください。この項目を読んでも意味がありません。

PASMO取り扱いのバス会社には、バス利用特典を導入している事があります。バス利用特典、略してバス特は、バスに乗る時、PASMOSuicaで運賃の支払いをすると、支払った運賃の総額に応じて運賃の割引が受けられるサービスです。

支払額と割引額との関係、及び支払総額の計算については、横浜市交通局のホームページ記載のものが分かりやすかったので載せておきます。※横浜市内運賃(216円/回)での表ですので、お住まいの地域と異なる場合があります。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kotsu/bus/unchin/pasmo/bustoku.files/0008_20190221.pdf

割引額を見てもらえればわかりますが、支払総額の10%以上が還元されることもあるので、こんなおいしいサービス使わないわけにはいきません。

PASMOSuica以外ではバス特サービスを利用できませんので注意して下さい。

デビットカード

続いて2枚目。この単語は最近CMが流れているので、聞いたことがある人もいるでしょう。デビットカードとは、支払いの時に、紐付けされている銀行口座から、支払額を即時引き落としをするカードです。つまりは、お金の入れ物が財布から銀行口座に変わったものだと思ってください。

デビットカードは2種類存在し、キャッシュカードをそのままデビットカードとして扱うJ-Debitと、VISAやJCBといったカードブランド付きのブランドデビットです。(前者はあまり普及していないため、以下「デビットカード」は後者を指すものとします。)

デビットカードは16歳から発行ができ、クレジットカードの様に支払いに使うのですが、クレカと違い即時引き落としとなるので、これもプリペイドカード同様、現金に近い感覚で利用できます。お店でデビットカードで支払いをする時は「カードで」と言いましょう。「デビットで」と言ってしまうとJ-Debitと誤認される可能性があります。

共通点

紹介した2枚のカードの共通点は、支払ったその瞬間にお金が減ることです。クレジットカードの場合翌月か翌々月に引き落としになるため、その場でお金が減りません。なので、お金を使ったという感覚が薄れて、使いすぎてしまい、請求額が自分の返済能力以上になってしまうこともあるようです。(利用限度額を設定すればいいのですが…)しかし、プリペイドカードやデビットカードはカード内の残高か、銀行預金の残高かの違いはありますが、その場でお金が減ります。なので、クレジットカードの時ほどお金を使ったという感覚が薄れることはないでしょう。

最後に

今回紹介した2つのカードは、キャッシュレス決済をしてみたいという方、キャッシュレス決済でお金を使いすぎてしまうのでは?と考えている方、そしてカードが作れない高校生の方にピッタリだと思います。まずは現金を使わない支払いに慣れることが大事です。しかし、キャッシュレス決済は電気がなければいけません。特に災害の多い日本では、いつ電気が使えなくなるか分かりません。不測の事態に備えて、ある程度の額は現金で持っておきましょう